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宮崎の宅老所・デイサービス 祐真福祉開発(株)

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実験!体験!オムツ・パッド

今回は、普段私達介護職員が利用者さんに使用している紙オムツと尿取りパッドを実際に使用してみて出来るだけ利用者さんの気持ちに近づこうと言う実験・体験を行いました。

宅老所ふくろうの郷にいらっしゃるH・Kさんにお願いをして、紙オムツと尿取りパッドを1枚ずつ頂きました。H・Kさんは快諾されて「おしっこたっぷりしてみてん。たまらんどぉ~。」とニヤニヤしながら私を脅します(笑)

H・Kさんに感謝とお礼を述べて、仕事が終わって自宅で一晩の挑戦です!





※これが紙オムツです。テープ止めと呼ばれるタイプです。




※これが尿取りパッドです。




※テープ止め紙オムツを開いた様子です。
  腰に巻き付けマジックテープでフンドシを付ける様にして装着します。





※尿取りパッドを開いた様子です。
 



※尿取りパッドでを取り付け、テープ止め紙オムツを装着した姿です。
  とても他人にはリアルで見られたくない姿になっております



装着した感触は・・・。

     「気持ち悪っ!」

っと言うのが最初の感想でした。

特に尿取りパッドのウザイ事と言ったら・・・形容し難いくらいの感触です。また、股の部分が膨らんでしまうので、太腿に当り擦れる感じが・・・これは肌の弱い人ならすぐに肌荒れしてしまいそうな感じです。

あくまでも、立位(立っている状態)での感触です。

これにシャツを着て、ジャージを履いて今晩一晩寝るのかと思うと、少し後悔している自分がいました。然し、利用者さんの気持ちを理解する為には、そんな事は言っていられません。

このままベッドで横になり就寝してみました。

一晩だけの体験ですが、中々下半身の違和感から解放されずに寝付く事が出来ず、殆ど眠れていない状態で朝を迎えました。

尿はそのまましてもベッドは汚れないと知っていながらも中々する事が出来ません。

これで便とかが出たとしたら・・・。

あんまり考えたくないですが、実際利用者さんの中にはそうやって毎日の暮らしを送っている方もいらっしゃるのです。

今の時期ですからそこまでの違和感で済んだと思いますが、これから夏に掛けて暑くなると蒸れる事も考慮に入れておかなければなりません。

それでも、動けず自分でトイレに行けない利用者さんには、紙オムツや尿取りパッドは必要な物です。それだけに私達介護を行なう職員にとっては利用者さんの気持ちを理解する為にも必要な経験ではないかと思いました。

そして、出来るだけ不快な思いをしない様に尿や便については早目に交換等の手段を行う為にも気を配って行かなければならないと感じました。


今日私は私用にてお休みを頂いていたのですが、用事のついでに少しデイサービス陽のあたる場所に顔を出しました。

紙オムツと尿取りパッドをくださったH・Kさんにお会いし「どんげじゃった?きつかったやろ~。」と言われたので「大変でした。感触悪くて眠れないし、尿も出ないしで・・・。」とお返事したところ「たまらんどぉ~。慣れるまではね~。」と仰いました。

慣れてしまえばそうなのかも知れませんが、最初はきつかったと思います。そんな利用者さんの思いを少しでも理解出来たのかも?と思うと、何だか親近感みたいなものが出て来て、今まで以上に真心を込めてお世話して行かないと・・・と思う次第でした。


今回はとても貴重な体験をさせて頂いたとH・Kさんに深く感謝しています。


まだまだ介護用品は沢山有ります。これからも出来るだけ実験・体験を通じて、利用者さんの苦悩や思いを少しでも理解出来、その思いに答える為にはどうすれば良いのかを模索する事が出来る様になって行ければと思います。


それでは、また次回お会いしましょう!










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