忍者ブログ

宮崎の宅老所・デイサービス 祐真福祉開発(株)

Home > ブログ > つぶやき

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

実験!体験!オムツ・パッド

今回は、普段私達介護職員が利用者さんに使用している紙オムツと尿取りパッドを実際に使用してみて出来るだけ利用者さんの気持ちに近づこうと言う実験・体験を行いました。

宅老所ふくろうの郷にいらっしゃるH・Kさんにお願いをして、紙オムツと尿取りパッドを1枚ずつ頂きました。H・Kさんは快諾されて「おしっこたっぷりしてみてん。たまらんどぉ~。」とニヤニヤしながら私を脅します(笑)

H・Kさんに感謝とお礼を述べて、仕事が終わって自宅で一晩の挑戦です!





※これが紙オムツです。テープ止めと呼ばれるタイプです。




※これが尿取りパッドです。




※テープ止め紙オムツを開いた様子です。
  腰に巻き付けマジックテープでフンドシを付ける様にして装着します。





※尿取りパッドを開いた様子です。
 



※尿取りパッドでを取り付け、テープ止め紙オムツを装着した姿です。
  とても他人にはリアルで見られたくない姿になっております



装着した感触は・・・。

     「気持ち悪っ!」

っと言うのが最初の感想でした。

特に尿取りパッドのウザイ事と言ったら・・・形容し難いくらいの感触です。また、股の部分が膨らんでしまうので、太腿に当り擦れる感じが・・・これは肌の弱い人ならすぐに肌荒れしてしまいそうな感じです。

あくまでも、立位(立っている状態)での感触です。

これにシャツを着て、ジャージを履いて今晩一晩寝るのかと思うと、少し後悔している自分がいました。然し、利用者さんの気持ちを理解する為には、そんな事は言っていられません。

このままベッドで横になり就寝してみました。

一晩だけの体験ですが、中々下半身の違和感から解放されずに寝付く事が出来ず、殆ど眠れていない状態で朝を迎えました。

尿はそのまましてもベッドは汚れないと知っていながらも中々する事が出来ません。

これで便とかが出たとしたら・・・。

あんまり考えたくないですが、実際利用者さんの中にはそうやって毎日の暮らしを送っている方もいらっしゃるのです。

今の時期ですからそこまでの違和感で済んだと思いますが、これから夏に掛けて暑くなると蒸れる事も考慮に入れておかなければなりません。

それでも、動けず自分でトイレに行けない利用者さんには、紙オムツや尿取りパッドは必要な物です。それだけに私達介護を行なう職員にとっては利用者さんの気持ちを理解する為にも必要な経験ではないかと思いました。

そして、出来るだけ不快な思いをしない様に尿や便については早目に交換等の手段を行う為にも気を配って行かなければならないと感じました。


今日私は私用にてお休みを頂いていたのですが、用事のついでに少しデイサービス陽のあたる場所に顔を出しました。

紙オムツと尿取りパッドをくださったH・Kさんにお会いし「どんげじゃった?きつかったやろ~。」と言われたので「大変でした。感触悪くて眠れないし、尿も出ないしで・・・。」とお返事したところ「たまらんどぉ~。慣れるまではね~。」と仰いました。

慣れてしまえばそうなのかも知れませんが、最初はきつかったと思います。そんな利用者さんの思いを少しでも理解出来たのかも?と思うと、何だか親近感みたいなものが出て来て、今まで以上に真心を込めてお世話して行かないと・・・と思う次第でした。


今回はとても貴重な体験をさせて頂いたとH・Kさんに深く感謝しています。


まだまだ介護用品は沢山有ります。これからも出来るだけ実験・体験を通じて、利用者さんの苦悩や思いを少しでも理解出来、その思いに答える為にはどうすれば良いのかを模索する事が出来る様になって行ければと思います。


それでは、また次回お会いしましょう!










PR

利用者さんとご家族の絆

今日は暖かい日和となりました。

昨日の様に利用者さんと散歩をしましたが、河川敷に出ると意外に風が冷たく、風邪を引くといけないと思いすぐに引き返しました。

それでも、河川敷の風を受けないと暖かくて、少しばかり汗ばんで来るのではないかと思えるくらいでした。

昨日よりも短い時間でしたが、今日は昨日も散歩に行ったH・Nさん、天気予報を良く当てる元漁師のK・Fさん、先日入居されたK・Iさんの3人とご一緒しました。

散歩から帰っておやつの時間となりましたが、その頃に宅老所ふくろうの郷から通所されているN・Hさんのお孫さんが面会に来られました。

デイサービス陽のあたる場所、宅老所ふくろうの郷には、ご家族の面会が頻繁にあります。これからおおつぼ こころの郷もそうなって行くのかもですが、N・Hさんのご家族は特に娘さんがよく面会に来られて、いつもホッとした顔をされます。

私達も一生懸命お世話をしているつもりなのですが、やっぱりご家族との絆には当然の事ながら敵いません。

今日は宅老所ふくろうの郷の方にもT・Tさんと言う医療依存の高い方がいらっしゃるのですが、毎週金曜日に自宅からデイサービス陽のあたる場所へ通所されているT・Tさんの奥様M・Tさんと娘さんが面会に来られていました。

ご家族の大事な利用者さんをお預かりしてお世話をさせて頂いている私達職員は、勿論お客様としてもそうですが、大事な家族として接しさせて頂いています。

ですから、ご家族が面会に来られた時の利用者さんの嬉しそうな顔を見た時に、自分の事の様に嬉しくなります。その分私達も利用者さんから家族の様に思って貰えるといいなぁとは思いますが、そこはそれで喜ぶ利用者さんもいらっしゃれば、馴れ馴れしいと訝られる利用者さんもいらっしゃるはずです。

その境界線を何処に置くかでいろんな対応が変わって来るのかも知れませんが、最終的にはどれくらい利用者さんに対して真摯に向き合えるかと言う事になるのでは?と個人的には思っています。

その中で模索しながら、利用者さんとの絆を深めて、利用者さんに愛情を持って接する事を目標としていますが、果たしてどれくらい出来ているのか私自身にはよく分かりません。

ただ一つ言える事は、利用者さんとご家族の絆を結び、繋いで行く役目を担っているのが私達であると思います。

その為に、利用者さんのご家族とも交流を出来るだけ持ちたく思いますし、面会に来られたら現在の利用者さんの状況や様子等をお話しし、一緒に考えて頂ける様な問題提起をする場合も失礼の無い様に行う場合もあります。

そうする事によって、ご家族と私達職員との絆も出来、それは利用者さんと職員の絆の中でも貴重なものになって来るのではないかと考えています。

と、まぁ真面目ぶった感じでいろいろと書きましたが、要は利用者さん、ご家族、私達職員とが楽しく交流出来れば皆幸せになると言う単純な考えでしかないのですが、みんなが安心して楽しく生活出来るのが一番ですね。

利用者さんとご家族の絆は職員にとって越える事の出来ないものだとは思いますが、利用者さんとご家族との交流を深める事によって少しでも近づく事が出来るのではないかと思っています。

そして、そうする事によって職員としての介護の質も上がって行き、愛情を持って利用者さんに向き合う事が出来る様になるかも知れませんね。


今日はちょっと自分勝手な思いをつぶやいてみました。


それでは、また次回お会いしましょう!

桜の花が咲きました。

自宅の近くにある桜の花が咲きました。

まだ五分咲き位ですが、今年もまた美しい姿を見せてくれました。


※まだ五分咲きですが、桜はやっぱり綺麗ですね!



※アップで撮ったつもりですが、写真撮り下手ですみません。

桜は咲き始めると短い期間で満開となり、すぐに散って行きます。

その儚くも可憐な姿が、時には潔さにも感じられ、日本人の心に愛着と好感を齎してくれるのだと思います。

そんな日本人の教育勅語を受けた方々が、今は利用者さんとなって私達の施設で暮らしています。利用者さん達にも、この綺麗な桜を見せてあげたいなぁ~。

施設の近くには桜の木が見当たらない(見つけきれないのかも知れません)ので、桜が散らないうちに見せてあげれればと、現在施設で計画中です。

楽しみにしているけど、その前に桜ちゃん、散らないでね~(笑い)


それでは、また次回お会いしましょう!


実験!体験!おしり拭きシート

今回は、普段利用者さんの陰部の汚れ等に使用するおしり拭きシートを自分に使ってみたらどうだろう。少しは利用者さんの気持ちが分かるかも知れないと思い、実験・体験を行ってみました。

用意したのは、某100円ショップで購入したおしり拭きシートです。
可愛らしいピンクの袋に入り、お爺ちゃんとお婆ちゃんであろう絵が描かれています。




さて、実際に使ってみると・・・。

冷んやりとして気持ちいい~~~!

でも、何だか使用後も少し違和感がしばらく残ります。

冷んやりは良いのですが、もし寒い日にいきなりおしりを拭かれたらと思うと、ちょっとびっくりするかもですね。

暑い日なら良いかもですが・・・。


このおしり拭きシートの材質を見てみると、レーヨン・ポリエステルとなっています。

レーヨンは人工絹との事で、素材的に肌に悪影響を及ぼす様な物ではないそうですが、ポリエステルは石油を原料に作られているらしいので、そこはちょっと微妙ですね。

また、成分を確認すると、水、PG(プロピレングリコール)、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、セトリモニウムクロリドの6種類で出来ているそうです。

水は兎も角として、PG(プロピレングリコール)は防腐剤として入っているらしいのですが、プラスティック製品の中間物質と言う事で、接触皮膚炎を起こす危険性があるとの報告がある成分だそうです。

また、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベンの3種類の成分は、特にエチルパラベンについては使用上に注意が必要で、全て毒性が報告されている成分らしいです。

最後のセトリモニウムクロリドについては、調べたのですが情報が見つかりませんでした。

それでも水を除く他の4種類の物質については、防腐剤や消臭剤の役割をしているらしいのですが、毒性が報告されており、若い健康な人ならまだしも、肌の弱い人やアレルギー体質の人、そしてご老人の皮膚などに使用するのは少し怖いなぁ~と思ってしまいました。

特に褥瘡がある人などには、飛び上るほどの痛みは感じるかは分かりませんが、良くないのではないかと思います。

実験・体験を通じて、おしり拭きシートの感想でした。


つぶやきのカテゴリでは、いろんな気付きや実験・体験、介護や医療に関する事以外でも感じた事を多方面に渡って筆者の独断で記事にして行きます。もしかしたら不適切な表現など出てくる場合があるかも知れませんが、慎重に選んで行きますし、このカテゴリは会社とは無関係で個人の責任でのカテゴリと思って頂ければ有難く思います。

それでは、また次回お会いしましょう!




PAGE TOP