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宮崎の宅老所・デイサービス 祐真福祉開発(株)

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利用者さんとご家族の絆

今日は暖かい日和となりました。

昨日の様に利用者さんと散歩をしましたが、河川敷に出ると意外に風が冷たく、風邪を引くといけないと思いすぐに引き返しました。

それでも、河川敷の風を受けないと暖かくて、少しばかり汗ばんで来るのではないかと思えるくらいでした。

昨日よりも短い時間でしたが、今日は昨日も散歩に行ったH・Nさん、天気予報を良く当てる元漁師のK・Fさん、先日入居されたK・Iさんの3人とご一緒しました。

散歩から帰っておやつの時間となりましたが、その頃に宅老所ふくろうの郷から通所されているN・Hさんのお孫さんが面会に来られました。

デイサービス陽のあたる場所、宅老所ふくろうの郷には、ご家族の面会が頻繁にあります。これからおおつぼ こころの郷もそうなって行くのかもですが、N・Hさんのご家族は特に娘さんがよく面会に来られて、いつもホッとした顔をされます。

私達も一生懸命お世話をしているつもりなのですが、やっぱりご家族との絆には当然の事ながら敵いません。

今日は宅老所ふくろうの郷の方にもT・Tさんと言う医療依存の高い方がいらっしゃるのですが、毎週金曜日に自宅からデイサービス陽のあたる場所へ通所されているT・Tさんの奥様M・Tさんと娘さんが面会に来られていました。

ご家族の大事な利用者さんをお預かりしてお世話をさせて頂いている私達職員は、勿論お客様としてもそうですが、大事な家族として接しさせて頂いています。

ですから、ご家族が面会に来られた時の利用者さんの嬉しそうな顔を見た時に、自分の事の様に嬉しくなります。その分私達も利用者さんから家族の様に思って貰えるといいなぁとは思いますが、そこはそれで喜ぶ利用者さんもいらっしゃれば、馴れ馴れしいと訝られる利用者さんもいらっしゃるはずです。

その境界線を何処に置くかでいろんな対応が変わって来るのかも知れませんが、最終的にはどれくらい利用者さんに対して真摯に向き合えるかと言う事になるのでは?と個人的には思っています。

その中で模索しながら、利用者さんとの絆を深めて、利用者さんに愛情を持って接する事を目標としていますが、果たしてどれくらい出来ているのか私自身にはよく分かりません。

ただ一つ言える事は、利用者さんとご家族の絆を結び、繋いで行く役目を担っているのが私達であると思います。

その為に、利用者さんのご家族とも交流を出来るだけ持ちたく思いますし、面会に来られたら現在の利用者さんの状況や様子等をお話しし、一緒に考えて頂ける様な問題提起をする場合も失礼の無い様に行う場合もあります。

そうする事によって、ご家族と私達職員との絆も出来、それは利用者さんと職員の絆の中でも貴重なものになって来るのではないかと考えています。

と、まぁ真面目ぶった感じでいろいろと書きましたが、要は利用者さん、ご家族、私達職員とが楽しく交流出来れば皆幸せになると言う単純な考えでしかないのですが、みんなが安心して楽しく生活出来るのが一番ですね。

利用者さんとご家族の絆は職員にとって越える事の出来ないものだとは思いますが、利用者さんとご家族との交流を深める事によって少しでも近づく事が出来るのではないかと思っています。

そして、そうする事によって職員としての介護の質も上がって行き、愛情を持って利用者さんに向き合う事が出来る様になるかも知れませんね。


今日はちょっと自分勝手な思いをつぶやいてみました。


それでは、また次回お会いしましょう!
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ゆっくりと、ゆっくりと。

今日はケアホーム永楽さんからデイサービス陽のあたる場所に通所されているM・Jさんがいらっしゃいました。

午前中良いお天気だったのですが、少し肌寒く感じて今日はどうしようかなぁ~と考えていた所、宅老所ふくろうの郷から通所されているK・Fさんが「今日は昼から曇るど~。ちっとは温きなっちゃねえか~。」との「お知らせ」がありました。

元漁師のK・Fさん、いつも天気を当ててくれる方で、信頼度高い「お知らせ」にはいつも注目しています(笑)

案の定、昼から薄曇りの天気となり、気温も上がって来ました。

「この人は超能力者か!」と思う程にピッタリと予報が当たり、流石は元漁師と思いながらK・Fさんと冗談を言ったりしていました。


昼食が終わりゆっくりした後、これは丁度良い加減の散歩日和ではないかと思い、ケアホーム永楽さんから通所されているM・Jさんに「散歩に行きましょうか?」とお誘いした所、快諾されたので行く事にしました。

「他に散歩に行きたい人~!」と声掛けをすると、天気を当てたK・Fさんはカラオケに夢中で、宅老所ふくろうの郷から通所されているH・Nさんが「私も行きたい」と言ってくださいました。

デイサービス陽のあたる場所から、およそ1kmも無い所に大淀川の河川敷があります。そこまで普通なら2~3分で到着するのでしょうが、車椅子で出発のM・Jさんと徒歩ですがゆっくりしか歩かないH・Nさんの二人を連れてでは、10分以上掛かります。

それでも春の陽気に満ちた外は、花々が咲き誇り、アゲハ蝶等が飛び廻り、ホッとする様な情景に満ち溢れています。

ゆっくりと、ゆっくりと歩きながら大淀川河川敷に到着すると、普段は仏頂面と言えば失礼ですが、余り笑わず話もしないお二人が笑いながら饒舌にいろんな話をしてくださいました。

風がとても爽やかで、二人の心も爽やかな風に癒されたのかも知れませんね(笑)




※大淀川の情景を楽しまれるお二人です。気のせいか表情が穏やかに見えました。




※お二人の後ろ姿。何だかほんわかとした雰囲気が出ていませんか?(笑)


約30分程の散歩でしたが、ゆっくりと、ゆっくりと優しい時間が過ぎて行きました。

その間、H・Nさんは大淀川河畔で魚釣りをしている人達を見て、息子さんが魚釣りが大好きで、イシダイやイシガキダイ等を釣って来て自宅の近くにある魚屋さんで捌いて貰ってみんなで食べて美味しかったと笑顔で話してくれました。

四葉のクローバーを探したり、豆笛を探したりしながら、楽しい時間を過ごしましたが、ドラマの様にそう易々とは四葉のクローバーは見つからないものですね(笑)

M・Jさんは散歩中穏やかに笑顔を見せていましたが、帰りの送迎車の中で「今日は楽しかったなぁ~。風がホントに気持ち良かったよ。」と嬉しそうに話してくださいました。

これからまだまだ暖かくなるので、他の利用者さん達もそうですが、散歩に出掛けて「小さな自然」を味わって貰いたいと思っています。それが少しずつでも「心の癒し」となり、楽しんで頂ける事に繋がれば、これに勝るものは無いかも知れませんね。

そして極日常の当たり前の風景が、見方によってはどんな宝石よりも貴重なものに見えるかも知れないと感じ、そんな風に感じさせてくれたお二人と大淀川河川敷の花々や自然に対して感謝の気持ちで一杯です。

どんなに工夫し考え抜いたレクリエーションを行っても、時には単純に散歩をする事の方がとても素晴らしいレクリエーションに成り得るのだと改めて考えさせられました。

そして私自身も凄く優しい気持ちになっていた事に気付く事が出来て、本当は自分自身が一番癒されたのでは無いか?と正直な所思う次第です(笑)

ゆっくりと、ゆっくりと・・・。優しい時間が過ぎて行った午後でした。


それでは、また次回お会いしましょう!


職員さん達の紹介(2)

今回も前回に続き祐真福祉開発(株)で利用者さんのお世話をしている職員さん達を紹介します。

何度も恐縮ですが、個人情報の為姓名はイニシャルで表示させて頂きます。

まずは、看護師さんのY・Sさん。
某K病院の訪問看護を立ち上げた方と言う、それはそれは経験と実力を豊富に兼ね備えた方で、医療面だけではなく、精神的にも利用者さん達や職員さん達を支えて下さっています。凄く面倒見の良い方で、技術面は勿論、多方面に渡って何かと教えて下さって学ぶ事が多いです。いつも入浴介助を積極的にされて、そのスピードと丁寧さは神業だと思います。一緒に仕事をしていると凄く安心出来る方です。デイサービス陽のあたる場所の機能訓練士さんもされています。


同じく看護師さんのM・Tさん。
以前皮膚科の方で看護師をされていたとの事で、褥瘡や肌に関しての薬や疾患について凄く詳しく教えてくださいます。真面目で一生懸命な方ですが、お話していると楽しくなります。お昼のお弁当がいつも色彩鮮やかで、見ているだけで美味しそうと言う気持ちが出てきます(笑)病院受診時等テキパキと行動され、凄く頼もしい存在です。介護施設は初めての経験と仰っていますが、今迄の経験を元に利用者さん達や職員さん達を支えて下さっています。


同じく看護師さんのM・Nさん。
デイサービス陽のあたる場所よりも、宅老所ふくろうの郷にいらっしゃる方が多いのですが、複数の福祉介護施設を経験されていらっしゃったらしくて、いろんなアドバイスをして頂いています。一生懸命利用者さん達に接しておられて、薬の管理や訪問介護のサービス提供責任者もされていらっしゃいます。お忙しくされていますが、時々冗談などを言っても返してくださる陽気な面も持っていらっしゃって、気さくにお話が出来る方です。


おおつぼ こころの郷施設長のK・Sさん。
新設された、おおつぼ こころの郷の施設長と言う事で、これから施設を軌道に乗せて行く為に一生懸命頑張っていらっしゃいます。介護の経験豊富な知識と斬新なアイディアを考えられる方で、これからおおつぼ こころの郷のボスをして君臨される事でしょう(笑)明るく楽しい方でお話していると凄く前向きな気持ちになります。冗談にも乗って来てくださる気さくな方で、明るい雰囲気の施設を育てて行ってくださる事だと思っています。


おおつぼ こころの郷の職員さんM・Oさん。
笑顔が素敵な方で、凄く優しい人柄が大きな体から滲み出ているかの様な雰囲気の方です(笑)学生時代に野球をされていて、ポジションは捕手をされていたとの事ですので、心・技・体を兼ね備えた方だと思っています。いつか私の自称150kmの剛速球?を受けてもらいたいなぁ~と密かに思っていますが、これは内緒です(笑)本当に真面目なお人柄で、利用者さんの事を真摯に受け止めてお世話をしてくださる方です。


おおつぼ こころの郷の職員さんH・Sさん。
利用者さん達の既往歴等データをしっかりと覚えておられ、細かな事にまで気を配って頂ける方です。テキパキと働かれて、疑問があるとすぐに質問をしてうやむやにしない様にされる几帳面な所が凄いなぁと感じてしまいます。お話も冗談が通じて気さくに出来る方で、何度かデイサービス陽のあたる場所にも応援に来てくださった事があり、一緒に楽しく仕事をした事があります。休みの日でも施設を覗きに来られる等、仕事熱心な方です。


今回は6名の職員さん達をご紹介しました。

前回の5名の職員さんと今回の6名の職員さん、そして危うく忘れる所でしたが、このブログの管理人でもあるしんのすけと、計12名の職員さん、そして社長ご夫妻と合計14名で利用者さん達の日々の生活と安全を支えています。

2回に渡ってご紹介させて頂いた職員の皆さん方は、みんな仲が良くチームワークも良好と言う事で、同じ目標に向かって日夜邁進しています。

これからも、利用者さんが入居されて人数が増えて行きますが、職員さん達の弛まぬ努力と愛情とチームワークで利用者さんをお世話して行きたいと思います。

今後とも、祐真福祉開発(株)のデイサービス陽のあたる場所、宅老所ふくろうの郷、宅老所おおつぼ こころの郷を宜しくお願い致します。


それでは、また次回お会いしましょう!

職員さん達の紹介(1)

祐真福祉開発(株)で介護・看護業務に従事している職員さん達は、とても個性豊かで優しくて、それでいて仕事には厳しくて、素敵な人達ばかりです。

今回は、その素敵な職員さん達紹介シリーズの第1弾として、宅老所ふくろうの郷及びデイサービス陽のあたる場所で働いている職員さんの紹介をして行きます。

とりあえず個人情報となる為、職員さんの姓名はイニシャルで表示しますが、どんな感じの職員さん達が働いているのかをお伝え出来ればと思います。

まずは、ふくろうの郷施設長をされているT・Sさん。
凄く真面目な方でどちらかと言うと寡黙な感じの方ですが、時折いたずら心や遊び心を発揮して、利用者さん達だけでなく職員さん達も楽しめる様な事をされます。
顔を見るだけでホッとする様な、優しさが体から溢れて来る様な方で、職員さん達の相談等も凄く一生懸命に聞いてくれて、頼りになる方です。施設長と言う立場ながらも、現場でも当たり前の様に働く方で、利用者さん、職員さん達の信頼も厚いです。

次に、いつも陽気なM・Nさん。
ニコラス・ケイジに似ている二枚目なはずなのに、その言動にはみんなが笑ってしまう様な楽しい方です。花や野菜を育てる専門家で、凄く詳しく教えてくれて、実際苗植えイベントの時にも中心となって頑張ってくださいました。明るくいつも笑顔と笑いが絶えない方ですが、過去にいろんな企業や仕事をされていて管理職も務めた方なので、人生経験豊富でいつもいろんな事を教えてもらっています。

いつも元気なR・Kさん。
少し言葉が乱暴な時もありますが、その実は心優しく面倒見の良い方で、愛情いっぱいで利用者さんのお世話をされます。何でも積極的に取り組まれ、努力を惜しまない頑張り屋でもあり、その明るさにいつも元気を分けてもらっている気がします。元気が良くて声が大きく、みんなが明るくなれる様な雰囲気をいつも出してくれて、有難い存在です。

介護経験豊かなY・Nさん。
関西弁で楽しく語ってくださり、長年介護のお仕事していらっしゃるので経験も豊富で、いつもいろんな面でアドバイスをしてくださいます。とても綺麗好きな方で、掃除や片づけをされた後は見違える様に綺麗になっていて、いつも感心してしまいます。私も真似して掃除や片づけをしてみるのですが、到底敵わぬ領域で、凄く繊細な所まで片づけをされます。一緒に仕事をしていると、凄く楽しい上に頼ってばかりで申し訳なく思ってしまいます。

夜勤専門で来られるK・Mさん。
夜勤専門で来られていて、正しく「夜の番人 ふくろう」の様に利用者さんを優しく見守って下さっています。この方も経験豊富な方で、特に移譲などの技術面などいつも勉強させてもらっています。仕事に几帳面で厳しいですが、凄く優しくて、利用者さんへの眼差しは、愛情一杯に溢れています。責任感も強くて本当に頼りになる方です。


今回は5名の職員さんをご紹介しました。

皆さん本当に良い人達ばかりで、凄く働きやすい職場を作ってくださっています。

一人一人の個性は違いますが、利用者さんに対する愛情は皆さん同じく持っていらっしゃいますし、凄く素敵な方々でチームワークも凄く良いです。

まだまだ他にも素敵な職員さんがいらっしゃいますので、次回ご紹介したいと思います。


それでは、また次回お会いしましょう!




ようこそ!ふくろうの郷へ

4月3日木曜日、この日は午後から雨が降り出しましたが、そんなに肌寒くもない気温となりました。利用者さん達も外には出られませんでしたが、屋内で楽しくデイサービス陽のあたる場所をお利用されていました。

今日は午後から新しい入居者さん、K・Iさんが宅老所ふくろうの郷に入居され、デイサービス陽のあたる場所にも体験と言う形で来られました。

とても穏やかで、優しいK・Iさん。スポーツ、特に野球観戦がお好きだと言う事で、私が野球の話をすると初めは少し緊張した面持ちでしたが、次第に饒舌になり、和やかにお話をしてくださいました。

また、レクでカラオケを行うと、隣のK・Fさんと意気投合し、一緒に歌われるなど楽しい時間を過ごされたご様子です。

宅老所の方では、穏やかに夕食を摂られ、夜もゆっくり過ごされました。


※新しく入居されたK・Iさん(左)、隣のK・Fさんと仲良くカラオケを楽しまれました。


これからK・Iさんの新しい生活が宅老所ふくろうの郷で始まります。

私達職員も精一杯のお世話をさせて頂くつもりで頑張りますので、宜しくお願いします。と職員一同が皆思い、感じた日でした。

K・Iさんの入居と同じ日に、今迄 宅老所ふくろうの郷 にいらっしゃったT・Mさんが宅老所 おおつぼ こころの郷へ転居されました。

T・Mさんもまた、おおつぼ こころの郷で新しい生活が始まります。

4月に入り、世間でも移動関係は多いですが、私達祐真福祉開発(株)の中でも、利用者さんの入居や移動が行われ、新しい生活が始まりました。


出会いと別れが織り成す人生のページが、ここでも営まれて「もう春なんだなぁ~」と言う実感をしみじみと感じた日でした。


それでは、また次回お会いしましょう!



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